"はい、正しいフォームは非常に重要です。適切なフォームを維持することで、目標とする筋肉を正しく刺激し、成長させることができます。また、怪我のリスクを減らし、トレーニングの効果を最大限に引き出すことが可能です。”
☝AIさんが答えてくれましたw
確かにおっしゃるとおり!
でも、それは結果的に正しくなったのであって、目指すゴールではないです…
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例えば、一般的に、スクワットで膝を前に出さないフォームが正しいとよく耳にします。(鍛えたい部位によっては 、膝を出すスクワットもありますが)
確かに、そのフォームだと膝への剪断ストレスが減って膝の障害は減るでしょう。
でも、それを意識しなくても、しゃがんだ時に背骨がコントロール出来て、重心が前後せずにしっかり足の裏で踏めていれば自ずと正しいフォームに近づくのです。
目指すのは膝を出さないことではなく、膝が出ないしゃがみ方(股関節や足首、骨盤や背骨が連動できる)ができることなんです。
もし膝が出てしまうとしても、対処すべきは膝のコントロールでは無く、背中が丸くなってしまうなら体幹の強化や股関節の柔軟性、土台の足が不安定なら足底の強化など、足りないところへの対処が必要なんです。
その状況で必要な動作や刺激に対して、必要なところが無理なく反応出来て無理なく動ける身体が重要なんですね!
そして、障害の原因の多くは、その時に必要な反応や動きが出ない(その要素が足りない)ことがほとんどです。
このスクワットの例だと、膝の障害の原因は、膝が前に出てしまうことでは無くて、膝を支える要素の弱さや硬さにあるのです。
ランニングフォームでは?
フォアフット接地、腰高など、理想とされるランニングフォームはいろいろありますが、スピードを出そうとすれば勝手に重心が上がって(腰高)、フォアフット接地になるはずなのです。
重心を早く効率的に動かせる結果が良いフォームであって、そのための要素がそろったからそうなったんです。
”必要だからそうなるんや!”
敬愛する日野晃先生がよくおっしゃいます。
良くも悪くも、その必要性に身体が対応しているのです。
悪いフォームでは、弱いところをかばうため、硬いところの代わりに伸びるために必要な動作(無理な動作)がおこっているのです。
運動は重心のコントロールです!
正しいフォームとは、その状況下で、一番効率的に重心を移動する為に、支えるところは支える、動くところは動くと必要な反応が出る身体です。
なので、けがの予防やパフォーマンスアップでフォームを改善する事は正しい事ですが、それを妨げる要素をあぶりだして、足りない要素に的確に対処しないと、正しいフォームの獲得には相当時間が必要となります…
効率的に、早く、部分的に負荷がかからないで移動出来れば、どんな形でも良いんですね!
(必然的に良いフォームになっちゃうんですが…)
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