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立位体前屈!

原澤

更新日:2022年2月27日



必殺技の名前みたいですねw


という事で、前屈してもらいました。


ストレッチ等の筋や腱を伸ばす動作は何もせずに(実際には動かせば筋・腱は刺激されちゃうけど…)私の小言に耐えながら、ひたすらお辞儀と足首のエクササイズしていました。w


モビリティとフレキシビリティ


関節の可動範囲をあらわす言葉です。


モビリティは可動性の事で、活動的にコントロールできる動きの範囲,

フレキシビリティは柔軟性の事で、筋腱などの組織の伸びる範囲,

の事です。


お辞儀でモビリティ能力が上がった結果が右の写真です。


何をしたのか?


左の写真は腰と背中を一生懸命曲げようとしてます。

でも、この動きで一番曲がる部位は股関節なんです。

その股関節の曲がる位置を正確に認識してもらって、骨盤を前に倒す運動を数回くりかえしてもらいました。


身体って、安定(安心?)出来る状況じゃない!って判断すると身体を守るために勝手に動きを制限するんです。

背中や腰ってグニャグニャ曲げると壊れるので、本来の動き(股関節を曲げる)以外の動きを強要して危機を感じた結果、モビリティ能力が低下して前屈が辛そうなのが左の写真です。


また、この方はアキレス腱の断裂の手術の後に足首の動きの悪さを改善する為に通っていただいてます。

フレキシビリティはかなり改善しましたが、まだ足首が不安定なので動きに制限があります。

この制限の結果、前のめりになって転びそうな状況だと、身体は安心できないので、やはり硬くなってしまいます…

そのために、スネの筋を刺激して土台(足首)を安定(スタビリティ)させたので、安心して前屈できる状況ができたのだと考えます。

モビリティ能力の改善には、このスタビリティも重要です

 

まずは自身の現状を把握


疾患や関節構造の破綻による硬さには当てはまりませんが、皆さんがお考えになる身体の柔軟性には、上記のモビリティ・フレキシビリティのバランスが重要です。


硬いところだけ一生懸命伸ばして一部分のフレキシビリティ能力が改善しても、スタビリティ能力が低下していれば直ぐに硬くなっちゃう…

実際、フレキシビリティ能力が過剰だと怪我しやすいってデータもありますしね…

使い過ぎや同じ姿勢を続けることで硬くなってしまった部位には、フォームローラーやストレッチ、マッサージでほぐす事は健康には必要だと思います。

ですが、それだけではフレキシビリティが改善してもモビリティの改善は難しいです…


真の健康状態を維持するには、曲げるところは曲げる・伸ばすところは伸ばす・不安定なところは安定させて、適時適切に反応できる身体の状態が必要です!


やはりバランス大事!!


あと、結果お尻が締まって上がったのですが(臀筋が使えてる状態)、その考察はまた今度!



 
 
 

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