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  • 原澤

良い姿勢?

更新日:2023年5月24日




「姿勢は現状に対する気構えではないか?」


間違いない!

平地と、登山などで斜面で小休止する時と同じ立つという動作でも格好が全然ちがう。

そうなると、良い姿勢って、巷で言われている雛形にはまったものではないですね…

また、気持ちが落ち込んでいる時は背中を丸めてふさぎ込んだり、お腹が痛い時も背中を丸めたりと、その時の感情や内臓の状態も姿勢の反映されます。


《猫背》


“猫背”は一般的に悪い姿勢とされておりますが、PC作業や田植えの際に背筋を伸ばして胸張ってって、無理ありますよね。

確かに、呼吸に影響があったり、首肩の筋肉が緊張を強いられたりして悪影響ですが、作業中のその姿勢は、その時は最善なのかもしれません。


では、猫背の何が問題か?

いつも、何をする時も、ずっと猫背のままが問題になると考えます。

例えば、バンザイの時には猫背だと、背骨が伸びる分だけ肩や腕を上に上げる必要が出てきます。

個人差はあれど、人間の関節の動く範囲はある程度決まっているので、上記の動作は肩の動く範囲超えちゃうんですよ…


肩を痛めてもしょーがないんです…


実際、当院に肩の治療にお越しくださる方は猫背の方が多い印象です。


また、加齢と共に、身体を支える結合組織の柔軟性が落ちて、長時間おなじ姿勢を続ける事でその姿勢がデフォルトになってしまうとか…


《良い姿勢》


“良い姿勢” とは、その場面や状況で、その瞬間その現状に無理なく適応出来る状態だと思います。


バンザイの時に、骨盤が立って、背骨が伸びて、肩甲骨がしっかり動いて腕がしっかり上がる状態。

その状況に無理なく自然に適応できる身体。

PC作業がひと段落して立ち上がる時に、背筋が伸ばせる状態。

リラックス出来ないとダメなんです。

リラックスというと、だらーんと脱力をイメージする方も多いと思われますが、

私の認識としては、その時その状況での負荷に必要最低限のエネルギーで対応できる状態です。

座っている時に、足の指で地面をつかんでいたり、肩の力が入っている方は必要以上のエネルギー使いますよね?


そのためには、その動作や姿勢に必要な筋力と柔軟性がないと問題外…

胸や背中が必要以上に緊張していれば呼吸が浅くなったり、身体を起こしている時にお腹の筋肉の反応が悪ければ腰の筋肉が必要以上に緊張したりと…


ましてや、日常生活以上の負荷がかかるスポーツ(フォーム=姿勢)を怪我なく楽しむにはね…


昔よりも、日常生活の中で身体活動が減っていたり情報過多で頭が休めないような現代では、意識して身体を動かす事や、静かな環境でストレッチ等で頭を休める事が、良い姿勢とその恩恵である健康的な生活には必要ですね!


そして!

一番重要と思われるのが、ご自身の状態を正確に判断できる ”身体感覚” なのかと!


《意識してご自身の身体と対話する時間を作りませんか?》


当院の”コレクティブエクササイズ”では、お客様のその時の緊張部分や力が入りずらい部位、無意識な動作や動作のつながりのエラーをご自身で気づき、神経や関節のエラーを修正して、正しい動きをエクササイズでご自身の書き換えていただきます。

その結果、身体感覚が鋭くなって、ご自身の身体をコントロール出来るようになります。

日常動作やスポーツ動作のパフォーマンスアップはもちろん、気持ちが安定したり、ご自身をコントロール出来る事で自信がついたとおっしゃる方も!


実際にお受けになっていただいている方達は、”楽しい!”とか”不思議!”とおっしゃいながら、新しい身体の使い方をたのしんでいただいております!


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